子どもの問題

良くある子どもの問題についてのお悩み

  • どうやら、いじめを受けているようだが、本人から話してくれない
  • 息子の友人の体に、体罰を受けたようなアザを見かける
  • 学校で傷害事件が発生し、被害者の家族から訴えられた

子どもの問題について弁護士に相談するメリット

あまり対決姿勢を強く出し過ぎると、親同士のプライドをかけた争いに発展しかねません。子どもの問題を数多く手掛けている弁護士なら、問題が深刻化する前の段階から、柔軟な着地を目指して適切に対応できます。学校側も交えた対処が必要とされるだけでなく、お子さんの将来を左右する判断が求められるため、高度な専門性が問われる分野です。

子ども同士のトラブルに関する相談事例

ご相談内容

息子が口ゲンカの延長で過度な暴力に走り、被害者側から治療費に加え慰謝料請求をされてしまいました。反省はしていますので、穏便な処遇を求めたいのですが。

無料相談でのアドバイス

暴力をしてしまったことは事実でも、過大な請求がなされているような場合、大人のケースなら証拠を集めて淡々と進むところですが、お子さんの場合は法手続がなじまないため、ケンカに至る過程や背景も含めて詳しい事情を確認の上、慎重な話合いを持つことが望ましいでしょう。

ご依頼を受けて

よく話を伺うと、相手の子は単なる「口喧嘩の延長」ではなくずっと前から相談者の子からいじめを受けていたと言っているということが分かりました。相手の子は学校を休みがちになってしまっているということでした。結局第三者委員による中立的で適切な調査が行われ、相談者の側でも私の助言をふまえ第三者委員による調査に全面的に協力して事案の解明に努めました。その結果、最終的には、お互いが納得できる条件で和解契約が結ばれました。

ワンポイント

学校によっては「きちんと解決しよう」という目的意識が強すぎるあまり、過度な干渉を挟んでくる場合があります。学校側のバイアスがかかることで初動を誤り、裁判に突入して何年も争うのは、決して得策といえません。疲弊感だけが残るような事態を避けるためにも、弁護士による人的解決を進めてみてはいかがでしょうか。

いじめ問題に関する相談事例

ご相談内容

いじめを受けている生徒の親が、自分の娘から被害を受けたとして、自宅を訪問してきました。そのときはていねいに謝ったものの、改めて学校側から呼びだしを受けたのですが、どう対応すれば良いでしょうか。

無料相談でのアドバイス

学校側の呼び出しにいきなり弁護士が乗り込むとなると、学校側も構えてしまいますので、まずは、呼び出しに応じて頂き、学校側がどのような事実を把握し、何を問題と考えているのか、相談者に何を求めているのかを確認してください。その上で、またあらためてご相談の場を持ちましょう。最終的には、双方の利害関係者、学校、弁護士の四者を交え、今後に続く根本的な解決を図っていきましょう。

ご依頼を受けて

被害者のご家族は大ごとになることを望んでいなかったため、話し合いのなかで出口を模索していきました。また、再発防止の観点から、学校側に対し、生徒の人格を尊重するとともに、冷やかしの的にしないような指導を求めていきました。

ワンポイント

いじめ問題を、お子さん同士の「からかい」「じゃれ合い」などと軽視していると、大きな問題へ発展する可能性があります。普段と違うそぶりや違和感を覚えたら、速やかにご相談下さい。第二東京弁護士会が主催する「キッズひまわりホットライン」でも、お子さんに関するご相談を、無料で受け付けています。

少年事件に関する相談事例

ご相談内容

警察から、息子を傷害事件の容疑で逮捕したとの連絡を受けたのですが、面会すらままなりません。この後、どう進んでいくのでしょうか。

無料相談でのアドバイス

警察、検察の取調べや家庭裁判所の調査官による調査が行われます。メンタルが弱い少年の場合、意に反した言質を取られてしまうかもしれません。弁護士が付添人となり、少年のサポートや対外交渉を万事任せてもらったほうが好ましいでしょう。我々は、捜査機関や裁判所が今後どう動くかを予測し、必要に応じ協議を持ちながら対処することができます。

ご依頼を受けて

被害者の傷害が重傷であったこともあり、当初は少年院送致が相当と思われていたものの、早い段階から弁護士が積極的に関与していくことで、在宅による試験観察が認められ、一定期間の観察を経て、保護観察の処分となりました。

ワンポイント

大人のケースでは示談の成否が重要で、犯罪によっては示談が成立し告訴が取り下げられればその時点で手続終了となりますが、少年事件はこれと異なり、示談交渉による和解が図られても、それで事件が終わりにはなりません。その少年がなぜ非行に及んでしまったのか、今後の更生をどのようにはかるべきかを、成育歴や生活環境、家族や友人との関係などから、慎重に調査するのです。この過程において、弁護士が付添人として少年の側に立って活動する意味は大きいと考えています。調査官に公平な調査を働きかけるなどのこともしますし、複数の視点で少年にとって必要な処遇を考えていくことはとても重要なことです。

あまり対決姿勢を強く出し過ぎると、親同士のプライドをかけた争いに発展しかねません。子どもの問題を数多く手掛けている弁護士なら、問題が深刻化する前の段階から、柔軟な着地を図ることができます。学校側も交えた対処が必要とされるだけでなく、お子さんの将来を左右する判断が求められるため、高度な専門性が問われる分野です。

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  • 解決への第一歩としてご連絡下さい

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